ロードバイクを購入したばかりの頃はヘルメットやペダルなどの必要装備品の購入で、アイウェアの購入は後回しになりがちかもしれません。
たしかにアイウェアがなくてもロードバイクに乗ることはできますので、後回しになるのも無理ありません。
ですが、アイウェアは目を守る重要な役割を果たすアイテムですので、ヘルメットなどの重要度が高いアイテムを一通り揃えたら購入しておくことをオススメします。
この記事では、『RIVBOS』というブランドのアイウェアについて
- 付属品の紹介
- 実際に使用してみたレビュー
- メリット・デメリット
などについて紹介していきますので参考にしていただけたらと思います。
コンテンツ
ロードバイクに乗るならアイウェアは購入した方がいい!
アイウェアというアイテムは先ほども触れましたが、ロードバイクに乗る上で絶対になくてはならないアイテムというわけではありません。
ですが、「走行中に虫や埃が目に当たって視界が失われた・・・」「目が紫外線や風を長時間浴びたことで疲労した・・・」などが原因で事故や落車に遭うリスクが高まることを考慮すると、やはりアイウェアはあった方がいいアイテムといえます。
アイウェアブランドで有名なオークリーなどの製品であれば、品質・性能ともに間違いありませんが、1万円を軽くオーバーする高額な価格がネックです。
アイウェア初心者の方は、アイウェアというアイテムがどんなものなのかを知る意味でも、初めはリーズナブルな商品を購入してみるのがいいかと思います。
以下で紹介している『RIVBOS』というブランドのアイウェアは、とてもリーズナブルな価格ですので、アイウェア初心者の方は是非参考にしていただけたらと思います。
ロードバイク向けアイウェアブランド『RIVBOS』をレビュー
『RIVBOS』はアイウェアやグローブなどを手掛けるメーカー
「RIVBOS」というメーカーについて調べてみましたが、メーカーサイトが見つかりませんでした。
どうやら「RIVBOS JP」というところが販売しており、AmazonやYahooショッピングなどの通販サイトで取り扱っているようです。
Amazonサイトで「RIVBOS JP」の商品を確認してみたところ、自転車向けアイウェアやサイクルグローブなどがメインのようでした。
どの商品についても千円台~二千円台というリーズナブルな価格で販売されていました。
オークリーなどのまともなメーカーのアイウェアは安くても1万円以上することを考慮すると、性能面では期待できなさそうな気もしますが実際のところどうでしょう?
後ほど詳しく紹介します。
リーズナブルでありながら付属品が充実している!
私が「RIVBOS」のアイウェアを購入したのは約3年前になりますので、多少のモデルチェンジや付属品の変化などもあるかもしれませんので、参考程度にしていただけると助かります。
Amazon公式サイトで「RIVBOS」のアイウェアの価格を調べてみたところ、2021年10月30日時点で1680円~という驚異的な安さで販売されています。
私がこの商品を購入した時についても価格が安いということもあり、性能面ではあまり期待はしていませんでしたが、実際に手元に届いて確認してみたところ、全体的なクオリティの高さに驚いたのを覚えています。
商品の作り自体も価格の割にしっかりしていますし、何より付属品↓が充実していることに驚きました。
- フレーム
- レンズ(ミラーレンズ、クリア、ブラック、ブルー、イエロー)
- レンズ収納ケース
- 布製の収納袋
- レンズ拭き
- 首掛けストラップ
- ハードケース
- 偏光テストカード
ちなみに、Amazon公式サイトで確認したところ、付属品の内容は私が購入した当時から変わっていないようです。
フレーム↓
フレームには「made in China」と記載↓されています。
レンズ↓
レンズ収納ケース↓
※ あまり高級感はありません。
布製の収納袋↓
レンズ拭き↓
首掛けストラップ↓
ハードケース↓
ちなみに、偏光テストカードは捨ててしまいました・・・
申し訳ありません<(_ _)>
付属品の内容については、「これが約2千円?」というくらい充実しており、どのアイテムについても作りがしっかりしていて、安っぽさを感じさせません。
特にハードケースはデザインもオシャレで高級感を感じさせます。
このように↓フックが付いているので、カバンや服などに引っかけて持ち運ぶことも可能です。
使用レビュー!
ここからは、実際に使用してみてのレビューです!
風の巻き込みや異物が目に当たるのを防げる!
ロードバイクに乗っていると、風が目に当たってドライアイになったり、虫や車が跳ね上げた小石などが飛んできたりして、危ない目に遭ったことがあるという人は多いかと思います。
私もその一人でした。
走行中の風圧で目がドライアイになるのが辛く、注意力が散漫になり転倒しそうになったことが何度かありました。
そこで、このアイウェアを購入したわけです。
結論から言いますと、とても顔にフィットした作りでしっかり目をガードしてくれます。
異物が目に入ってくることもなく、風が直接目に当たることもないので、目に掛かる負担はかなり軽減された印象でした。
シーンによって最適なレンズを選択可能!紫外線も問題なくカットしてくれる!
「RIVBOS」のアイウェアに付属するレンズは先ほど紹介したとおり全部で5枚あります。
種類が充実しているので、シーンに合わせて最適なレンズを選択することが可能です。
ちなみに、Amazon公式サイトによるとブラックレンズのみ偏光レンズとなっています。
レンズの右下にPolarized(偏光レンズ)と記載↓されています。
偏光レンズは太陽から降り注ぐ直接的な光だけでなく、路面からの照り返しについても防いでくれる優秀なレンズです。
そのため、日差しが強い日の日中は偏光フィルムが施されたブラックレンズを主に使用していました。
日中の明るい時間帯であれば、暗すぎて不便を感じることも眩しさを感じることもなく概ね快適でしたが、トンネルに入る際は注意が必要です。
ただでさえ光が遮断されるブラックレンズで暗いトンネル内を走行するのは危険ですので、トンネル内を走行する際は外しておくことをオススメします。
また、偏光レンズではありませんが、同じく晴れた日の日中にミラーレンズを試してみたところ、眩しくて視界が奪われることはなかったですが、ブルーレンズについては日中の明るい時間帯だと眩しかったです。
ブルーレンズは太陽が隠れた曇りや雨天時に使用するのに丁度いいかと思います。
その他のクリアレンズ・イエローレンズに関しては、日差しが強い日中に使用するには不向きですので、夜間や夕暮れ時に使用していましたが、特に問題に感じることはありませんでした。
このように、シーンによってレンズを使い分ける必要がありますので、使用頻度の高いレンズをメインにセットしておき、その他に比較的使用頻度が高いレンズを1枚予備で携行しておくと安心かなと思います。
レンズの脱着も簡単!
このアイウェアはレンズの脱着についてもワンタッチで行うことができて便利です。
レンズを外す時は、鼻当て部分を下に引くと外すことができます。
交換用のレンズは付属の収納袋に入れて、サドルバッグやツール缶にしまっておけば邪魔にならないので持ち運びにも影響ありません。
軽量で耐久性もそこそこ!
有名ブランドのアイウェアは、レンズ重量込みで20~30gが平均のようです。
一方、このアイウェアはAmazon公式サイトによるとフレーム重量のみで約25gとなっています。
そのため、レンズ重量込みだと約40gくらい?といったところだと思います。
さすがに有名ブランドには敵いませんが、10グラム程度の差なら十分許容範囲でしょう。
また、耐久性についても普通に使用している分には壊れる心配もなさそうです。
現に、3年間使用していても全く壊れていません。
フレーム素材はプラスチック製の樹脂で、とても柔らかい素材が使用されています。
フレームを少々無理に広げたり、ねじったりしても壊れる様子はありません。
レンズについても丈夫で、何度か踏んずけてしまったことがありましたが無事でした。
購入後30日間返金保証付きで、フレームとレンズに関しては終身保証が付いているとのことですので、何かあった際も安心です。
この価格にして補償内容が手厚すぎるのでは?とも思ってしまうくらい充実しています。
使用感は概ね満足!メリット・デメリットは?
3年間使用してみてのメリット・デメリットを挙げてみたいと思います。
メリット
- 何といっても価格が安い
- 安い割に付属品が充実している
- 耐久性も十分で保証も充実している
- この価格にして必要十分な性能
デメリット
- 頭が小さい人は前傾姿勢になるとレンズがズレ落ちてくる
- 鼻当ての高さを調節できない
- レンズを交換するとレンズに指紋が付く
- 調光レンズと違い、シーンによってレンズを付け替える必要がある
こんな感じだと思います。
メリットについては上で説明したとおりです。
デメリットについて紹介すると、鼻当ての調節機能がない点です。
そのため、鼻が低い方であれば掛けているうちにレンズがズレ落ちてくるかもしれません。
また、頭が小さい方も注意が必要です。
私の頭回りは約56㎝で男性にしては小さいので、そのせいか長時間前傾姿勢でいるとレンズがずれ落ちてきます。
そのため、走行中にレンズを上げないといけないので、それが面倒だと感じることはありました。
ただ、これに関してはサイズが合っていないだけですので、商品自体が悪いというわけではありません。
また、レンズを交換する際に指がレンズに触れてしまいます。
そのため、レンズ交換の度にレンズが指紋で汚れてしまいます。
その都度、レンズを拭けば済む話ですが、それが面倒だと感じる方には不向きかもしれません。
まとめ
今回紹介した「RIVBOS」というブランドのアイウェアは、わずか2千円前後で購入可能なモデルということもあり、有名メーカーと比較するのは酷な話ですが、総じて価格の割にコストパフォーマンスに優れた商品だと感じました。
1万円以上の有名メーカーのモデルが性能や機能面で優れていることは明らかでしょうけど、レースなどの過酷な状況で使用するわけでもなく、使用頻度もそこまで高くないという方にとっては、わざわざ大金を叩いてまで高価なモデルを購入する気にはならないかと思います。
今回紹介した「RIVBOS」のアイウェアは、そんなアイウェア初心者の方や使用頻度が低い方にピッタリだと思います。
「初めてアイウェアを購入する!」という方は是非試してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>