ロードバイクでロングライドを行う人の多くはサイクルジャージを着用しています。
ロードバイク初心者の方にとっては、サイクルジャージは敷居が高いと感じるかもしれませんが、ロングライドを快適に行うためにはサイクルジャージの着用が望ましいです。
ですが、シーンによってはサイクルジャージという恰好が場違いになってしまうことがありますので、そのような時に備えて、サドルバックやバックパックなどに短パンを携帯しておくと心強いです。
この記事では、ロングライド中に過去の私が短パンを携帯していなかったことで後悔したシーンを私の経験を元に紹介していきますので、サイクルジャージデビューを果たした方は是非参考にしていただければと思います。
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短パンが必要になるシーンとは?
泊りがけライドであれば、当然ながら宿へのチェックイン後を考えて、Tシャツや短パンなどの着替えを携帯するかと思います。
では、日帰りライドであればどうでしょう?
一見すると必要ないようにも思いますが、Tシャツはともかく、短パンは私の経験上絶対にあった方がいいと思います。
以下で、ロングライド中に短パンが必要なシーンをまとめてみました。
① 食事で飲食店などに立ち寄る時
ロングライドでは一日中走ることになりますので、エネルギー補給は何よりも大切です。
コンビニなどでサッと済ませることもあれば、飲食店などでじっくり腰を据えて休憩することもありますよね。
コンビニや田舎の小さな食堂などであればまだいいですが、人が多い都会の飲食店ではピチピチのサイクルジャージで入店するのは少々恥ずかしいですよね。
ましてや、単独ならなおさらです。
私は基本的に単独ライドが多く、サイクルパンツのまま入店できるほど豪快な人間ではないので、そのまま入店するのはどうしても気が引けてしまいます。
そんな時、短パンをサイクルパンツの上にサッと履けば、幾分かは恥ずかしさが軽減されます。
② 観光地などに立ち寄る時
道中に観光スポットがあるなら、もちろん立ち寄りたいですよね。
また、私の経験上では、ロングライドで日頃走らない場所を走ると、物珍しさから急遽立ち寄りたいスポットが出てくることがあります。
オシャレなカフェ、地元の行列ができる有名店・・・etc
『自分は食に興味がないので食事はコンビニで済ませる。だから短パンは要らない。』と思って携帯していないと、いざ興味があるスポットが現れても、立ち寄ることができずに諦めることになりかねません。
オシャレなカフェにサイクルパンツで入るわけにはいきませんしね笑
こういった具合に、短パンを携帯していないと、旅先でのチャンスを逃してしまうことになりますのでもったいないです。
③ 輪行を行う時
①と似ていますが、サイクルジャージ姿で駅構内を歩くのは明らかに場違いですので、恥ずかしい思いをしてしまいます。
輪行予定がなかったとしても、アクシデントなどで止む負えず輪行することだってあるでしょう。
現に、私も初ロングライドで、お尻の痛みが酷くて途中から輪行した経験があります。
人の乗り降りがほとんどない田舎の無人駅での輪行なんてなかなかありません。
人混みの駅構内をピチピチのサイクルジャージで歩き回るのは相当勇気が要りますので、やはり短パンは必要ですよね。
短パンを携帯する本当の目的は周囲への配慮
これまで短パンを携帯していないと、色々な場面で不便だということを紹介してきましたが、短パンを携帯する本当の意味は周囲に対して配慮するということです。
『サイクルジャージのままでも恥ずかしくないから必要ない。』ではなく、周囲が不快に感じるかどうかを考える必要があると私は思います。
家族連れなどが多く利用するファミレスなどで、大の男がピチピチなサイクルジャージ姿で入店すれば、不快に感じる人も当然いますよね。
サイクルジャージはロードバイクに乗る上では最高の服装ですが、一度自転車から降りてしまうと単なる奇抜な服装でしかありません。
自転車に乗っていないと成立しない服装でもあるため注意が必要です。
コンパクトに畳める短パンがオススメ!
では、ロングライドで携帯する短パンはどのようなものがいいのでしょう?
ちなみに、こちら↓がロングライドで私がいつも携帯している短パンです。
スポーツ用品店などで販売されている生地が薄い速乾素材タイプで、膝上の比較的短い短パンを使用しています。
デニムや綿素材だと生地が厚く重たいので、畳んだ時のサイズも大きくなってしまい、携帯性が悪くなってしまいます。
また、膝上の短い短パンというのも、軽量化とコンパクトさを追求するためです。
ロングライドの目的は人それぞれですが、走りがメインであれば軽くてコンパクトな短パンがオススメです。
ちなみに↑の短パンは畳んだ時のサイズもコンパクトでとても便利です。
私はこんな感じ↓で、ジップロックに入れて圧縮して持ち運びます。
圧縮することでさらにコンパクトになりますし、雨で濡れる心配もありません。
サイクルジャージのバックポケットにも入るサイズ↓なので携帯性は抜群です。
Lサイズくらいのサドルバッグなら入る大きさですので、バックパックを背負う必要もありません。
まとめ
ロードバイクでロングライドを行う際の短パンの重要性について紹介していきました。
特別なことは一切紹介していませんが、私のロングライドでの経験がお役に立てば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!